PR表記: 本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。


楽天証券を選ぶ理由——教員に向いているポイント

証券口座を開くなら楽天証券かSBI証券、という話は教員のお金系コミュニティでもよく出てくる。 どちらも手数料は低く、商品ラインナップも充実している。

楽天証券が特に向いているのは「楽天経済圏をすでに使っている教員」だ。 楽天カード・楽天銀行・楽天モバイルなどと組み合わせることで、ポイント還元と利便性が上がる。

楽天証券の主なメリット

楽天カードでのクレカ積立 楽天カードを使ってつみたて投資ができる。 積立額に対してポイントが付与されるため、投資しながらポイントが貯まる。

楽天キャッシュ積立との組み合わせ 楽天カード積立と楽天キャッシュ積立を組み合わせることで、1ヶ月あたりの積立上限を拡大できる(詳細は後述)。

楽天銀行マネーブリッジ 楽天銀行と楽天証券を連携すると、楽天銀行の普通預金金利が優遇される(2026年5月時点)。 メガバンクの普通預金金利よりも高く設定されており、生活資金の置き場としても有利になる。

国内株式の売買手数料 国内現物株の取引手数料が0円(ゼロコース)になる。 教員が株式投資を始めたい場合のコストが抑えられる。

楽天ポイント投資 貯まった楽天ポイントをそのまま投資信託の購入に充てることができる。

SBI証券との比較については教員のNISA口座 SBI vs 楽天 比較にまとめてある。 どちらを選ぶか迷っている場合は先にそちらを読んでから口座開設を判断してほしい。


口座開設の前に揃えるもの

楽天証券の口座開設は全部オンラインで完結する。 ただし必要書類を準備していないと途中で止まる。 先に揃えておくとスムーズだ。

必須の書類・情報

本人確認書類(いずれか1点)

  • マイナンバーカード(最も手軽・1枚で完結)
  • 運転免許証 + マイナンバー通知カードのコピー
  • 健康保険証 + マイナンバー通知カードのコピー

マイナンバーカードを持っている場合はそれだけで終わる。 免許証や健康保険証の場合は「マイナンバーを証明するもの」が別途必要になる。

メールアドレス 楽天IDと紐づいたメールアドレスがあれば使える。 楽天IDを持っていない場合は新規登録が必要だが、5分もあれば完了する。

銀行口座情報 入金・出金に使う銀行口座の情報(口座番号・支店名)が必要だ。 楽天銀行が最も連携がスムーズだが、他のメガバンク・地方銀行でも問題ない。

住所・電話番号 本人確認書類の住所と一致している必要がある。 引っ越し後に住所変更が済んでいない場合は先に変更しておくこと。


口座開設の全STEP

実際の申し込みの流れをステップごとに説明する。

STEP1. 楽天証券のサイトにアクセスして申し込む

楽天証券のサイト(rakuten-sec.co.jp)から「口座開設」ボタンをクリックする。 楽天IDでのログインを求められる場合と、新規メールアドレスで始める場合がある。

楽天IDを持っていれば、ログインして申し込み画面へ進む。 すでに住所・氏名などが自動入力されるため入力の手間が省ける。

STEP2. 口座の種類を選択する

申し込み時に「特定口座」「一般口座」の選択がある。 迷ったら特定口座(源泉徴収あり)を選ぶ

特定口座(源泉徴収あり)を選ぶべき理由

特定口座(源泉徴収あり)を選ぶと、株式・投資信託の売却益・配当金に対する税金(約20%)が自動的に源泉徴収される。 自分で確定申告をする必要がなくなる。

公立教員は年末調整で課税が完結するケースが多い。 確定申告が増えると手間が増えるため、自動で処理してもらえる源泉徴収ありが向いている。

ただし以下の場合は確定申告が必要になるため、注意が必要だ。

  • 複数の証券口座の損益通算をしたい場合
  • 損失の繰越控除を利用したい場合

確定申告が必要な教員のケースについては教員の確定申告が必要な人ガイドに詳しくまとめている。

STEP3. 職業欄の書き方——地方公務員か教育公務員か

ここで迷う教員が多い。

公立学校教員の場合、法律上の身分は「地方公務員(教育公務員)」だ。 楽天証券の職業選択肢には「公務員」「会社員」などがある。

選ぶべきは「公務員」または「地方公務員」の選択肢。 細かい選択肢がある場合は「教育公務員」を選ぶ。

私立学校の教員は「会社員」または「学校法人職員」を選ぶ。 学校法人が勤務先なので、民間企業扱いになる。

勤務先情報の入力では、勤務先名(○○市教育委員会・△△小学校など)と勤務先の連絡先を求められることがある。 学校名・電話番号を手元に用意しておくとスムーズだ。

STEP4. 本人確認書類のアップロード

マイナンバーカードを選んだ場合は「eKYC(オンライン本人確認)」が利用できる。 スマートフォンのカメラでマイナンバーカードを撮影するだけで審査が完了する。 最も早く完了する方法だ。

運転免許証+通知カードの場合は、書類をスキャンまたは撮影してアップロードする。 画像が不鮮明だと審査に時間がかかるため、明るい場所でブレなく撮影すること。

STEP5. 審査完了・口座開設通知

審査は通常1〜3営業日程度で完了する。 eKYCを使った場合は最短で当日〜翌日に完了することが多い。

口座開設完了のメールが届いたら、ログインIDとパスワードが設定できる。 初回ログイン後に各種設定を進める。


NISA口座の同時開設手続き

楽天証券でNISAを使うためには、通常の証券口座と別にNISA口座の開設申請が必要だ。

口座開設時に同時申し込みできる

申し込みフォームの中に「NISA口座も同時に開設する」という選択肢がある。 ここでチェックを入れておけば、証券口座と同時にNISA口座の開設申請ができる。

NISA口座は1人1口座に限られる。 他の証券会社にすでにNISA口座がある場合は移管手続きが必要だ。

NISAの種類は「つみたて投資枠」から始めるのが一般的

2024年から新NISAが始まり、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類がある。 初心者はつみたて投資枠で毎月定額のインデックスファンドを積み立てるところから始めるのが向いている。

NISA全体の仕組みと教員の活用法については教員のNISA完全ガイドにまとめてある。


iDeCo口座はNISAとは別申し込みが必要

iDeCo口座は証券口座・NISA口座と同時には開けない。 証券口座の開設完了後に、別途iDeCoの加入申込が必要だ。

楽天証券のiDeCo申込は専用フォームから行う。 申込書類を記入→勤務先(公立の場合は所轄の共済組合)の事業主証明書を取得→国民年金基金連合会に送付、という流れになる。

勤務先の事業主証明書の取得に時間がかかることがある。 学校事務や教育委員会に早めに依頼することをすすめる。

iDeCoの全体像は教員のiDeCo完全ガイドに詳しくまとめてある。


楽天銀行マネーブリッジの設定

楽天証券の口座開設後、最初にやっておきたい設定のひとつがマネーブリッジだ。

マネーブリッジとは

楽天銀行と楽天証券を連携する設定のこと。 連携後、楽天銀行の普通預金金利が優遇される仕組みになっている(2026年5月時点。金利は変動するため最新値は公式で確認)。

メガバンクの普通預金金利よりも高く設定されているため、生活費とは別に教育資金や緊急資金を楽天銀行に置いておくだけで利息が増える。

設定の手順

  1. 楽天銀行のアプリまたはウェブにログインする
  2. 「マネーブリッジ」のメニューを探してクリック
  3. 楽天証券のログインIDと紐づける

楽天銀行の口座を持っていない場合は、楽天証券の口座開設と同時に楽天銀行の口座も開設することをすすめる。 申し込みフォーム内に「楽天銀行も同時開設する」のオプションがある。


楽天カードクレカ積立の設定方法

楽天証券では、楽天カードを使った毎月のクレカ積立ができる。

設定できる積立額の上限

2026年5月時点では以下の上限になっている。

カード種別 月の積立上限
楽天カード(通常) 5万円
楽天ゴールドカード 10万円
楽天プレミアムカード 10万円

設定手順

  1. 楽天証券にログインする
  2. 「積立設定」→「投資信託」のメニューへ
  3. 積み立てる投資信託を選択する(例: eMAXIS Slim全世界株式・オルカン)
  4. 毎月の積立額を入力する
  5. 支払い方法で「楽天カードクレジット決済」を選ぶ
  6. 積立日を設定して完了

ポイント付与率はカード種別によって異なる。 一般的な楽天カードの場合、積立額の0.5〜1%程度のポイントが付与される。


楽天キャッシュ積立との使い分け

楽天証券には「楽天キャッシュ」を使った積立もある。 楽天カード積立と楽天キャッシュ積立を組み合わせると、1ヶ月あたりの積立可能額を増やせる。

楽天キャッシュとは

楽天グループの電子マネーサービス。 楽天カードからチャージしてキャッシュを貯め、そのキャッシュで投資信託を積み立てられる。

組み合わせた場合の積立上限

積立方法 月の上限
楽天カードクレカ積立 5〜10万円
楽天キャッシュ積立 5万円
合計 最大15万円

NISAのつみたて投資枠の年間上限は120万円(月10万円)なので、楽天カード積立だけで上限を使いきれる。 楽天キャッシュは成長投資枠での活用や、NISA枠超分に使うという考え方になる。


初心者がやりがちなミス3点

ミス1: iDeCoの申し込みを後回しにして結局やらない

NISAは口座開設してすぐ使えるが、iDeCoは別途申し込みが必要で手続きに時間がかかる。 「あとでやろう」と思っているうちに半年が過ぎることがある。 NISA口座の開設と同じタイミングで、iDeCoの申し込み書類も取り寄せることをすすめる。

ミス2: 積立設定をせずに口座だけ作る

口座を開設しただけでは何も投資されない。 楽天カードクレカ積立の設定をしないと、毎月自動的に積み立てが行われない。 口座開設後すぐに積立設定まで完了させること。

ミス3: 楽天キャッシュと楽天ポイントの上限設定を混同する

楽天キャッシュ積立・楽天ポイント投資・楽天カード積立はそれぞれ別の仕組みだ。 設定画面で何をどれだけ使っているかを確認し、意図しない重複がないか確認すること。


FAQ

Q1. 楽天証券の口座開設に費用はかかりますか?

A. 口座開設費用は無料です。維持費(口座管理料)もかかりません。売買をしない月も費用は発生しません。

Q2. 教員は公務員として口座開設に制限はありますか?

A. 公務員であっても証券口座の開設自体に制限はありません。職業欄に「公務員」を選んで申し込めます。副業規定との関係は株式投資そのものには通常適用されませんが、勤務先の規定を確認してから始めることをすすめます。

Q3. マイナンバーカードを持っていない場合は?

A. 運転免許証などの本人確認書類と、マイナンバーを確認できる通知カードのコピーで申し込みできます。ただしeKYCが使えないため、審査に数日かかる場合があります。

Q4. 楽天銀行がなくても楽天証券は使えますか?

A. 楽天銀行以外の銀行口座でも入金・出金ができます。ただしマネーブリッジや金利優遇を受けたい場合は楽天銀行との連携が必要です。

Q5. 楽天証券でiDeCoを始めるまでの期間はどのくらいかかりますか?

A. 楽天証券への口座開設は最短数日ですが、iDeCoの加入申請は書類送付後に国民年金基金連合会の審査が入るため、1〜2ヶ月かかることがあります。申し込みは早めに始めることをすすめます。

Q6. NISAとiDeCoを同じ楽天証券で管理するメリットはありますか?

A. ログインが1つで済み、ポートフォリオを一画面で確認できます。楽天カード積立やポイント運用もまとめて管理できるため、投資状況を把握しやすいです。


設定完了後にやっておくべきこと

楽天証券の口座開設と初期設定が終わったら、以下を確認しておく。

  • NISA口座の開設申請が完了しているか
  • 楽天カードクレカ積立の設定が完了しているか
  • 楽天銀行マネーブリッジの連携が完了しているか
  • iDeCo申し込み書類の取り寄せが完了しているか
  • 積立の投資信託が設定されているか(口座を作っただけで積立されていないことがある)

楽天カードはふるさと納税の決済でも使いやすく、積立NISAとの相性が高い。 カード選びの全体については教員のクレジットカードおすすめガイドも参考にしてほしい。


NISA全体の仕組みや運用方針については教員のNISA完全ガイドにまとめている。 年末調整でNISA関連の手続きが必要かどうかは教員の年末調整の書き方ガイドを確認してほしい。


本記事は2026年5月時点の情報です。 楽天証券・楽天カードのサービス内容・ポイント還元率は変更になる場合があります。 最新の情報は各社公式サイトでご確認ください。